令和の日に入院した母の旅立ちから今日まで

令和元年5月1日に母が独居から緊急入院。令和5年6月20日に安らかな顔立ちで旅立ちました。コロナ前の施設探し、生活保護申請、コロナ禍での入居生活で感じたこと、反省点をこれからも大切な人を支え続ける人の参考になればと思いブログを続けてます

介護施設を選ぶときの注意点

 母の場合はサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)でしたが、施設を選ぶときの参考としてまとめました。

①大きい施設(部屋数)が多いほど一人にかけられる時間が少ない。

部屋数が多いから職員数が比例して充実することはないです。どこの施設もギリギリの数で回しているし、介護保険の点数で賄えるサービス時間は決められているので必然的に一人当たりの時間が少なくなります。例えば、掃除は部屋に置いてあるものを使って掃除することになっていても面倒な、時間のかかる作業は省かれ表面的にしかしてくれませんでした。

②職員の顔ぶれはサービスレベルに直結する

離職率が高い介護業界であっても、母の施設は本当によく顔ぶれが変わりました。丁寧で親切なスタッフはすぐにいなくなり微妙なレベルの人だけが残るという感じ。日々同じ作業であるにもかかわらずサービスレベルが一定しないのは、スタッフが育って定着する前にいなくなり、また新人が入ってふりだしスタート。結局は経験不十分のスタッフしかいない状況です。インターネット等で常に職員の求人を出している施設は要注意です。

③施設内の清掃具合、清潔度をチェックする

例えば、コインランドリー機器のフィルタ―清掃、共用トイレの清掃が不十分なところはスタッフに余裕がない証拠です。母の施設では壁に穴があるところがたくさんありました。表面だけ取り繕っている所は絶対に避けましょう。