令和の日に入院した母の旅立ちから今日まで

令和元年5月1日に母が独居から緊急入院。令和5年6月20日に安らかな顔立ちで旅立ちました。コロナ前の施設探し、生活保護申請、コロナ禍での入居生活で感じたこと、反省点をこれからも大切な人を支え続ける人の参考になればと思いブログを続けてます

長期入院による生活保護費の減額

 区役所からは生活保護費の内訳明細が毎月届きます。今日受け取ったのは保護費変更についてのお知らせでした。本人の入院が1カ月を超えると保護費が減額されます。医療費で生活費が賄われているとの判断からです。

 母の場合は退院の予定が立たないこと、退院できても今の施設では対応できないことが明白なので、施設の退去手続きをしました。退院後に施設に戻るなら空き部屋のまま自分で施設料を退院まで負担しなければならず、金銭的にこれはきついです。

 特別面会の間に退去のため母の部屋を片付けました。4年前に実家を引き払って施設に引っ越しするときは片付けに相当な労力と時間がかかりましたが、今回は衣服類、生活用品の処分ぐらいであっという間に終わりました。家財道具は他の入居者にお譲りして残りは廃品回収してもらいます。

 4年間ここで暮らしていたことを思うと何とも言えない気持ちでした。

 本人の記憶は定かではないけど

 「お昼を食べたらオヤツの時間なの。その後カラオケをして晩御飯なの!」

 ひんぱんに、電話で楽しそうに話していた母の言葉を思い出すと涙が出ます。

 あと少しだけでも母とまた話したいです。